指輪サイズを計ろう！初心者のためのリングサイズの見方と注意点

こんにちは。
アクセサリーPePe旭川西店 計良です。

これからクリスマスシーズン。
クリスマスプレゼントと言えば、指輪が真っ先に思い浮かびますよね。
でも、いざプレゼントに指輪を購入しようとする時に難しいのが指輪のサイズ。
どの大きさの指輪を買って良いのかわからい･･･そんなこと、ありませんか？

そこで今回は、これから初めて指輪のサイズを測ります･･･という方向けに、指輪サイズの測り方と、測る時の注意点を記事にしました。
クリスマスプレゼントには、ぜひ指輪を！という方は、どうぞ参考にしてくださいね。

指輪サイズを計ろう！初心者のためのリングサイズの見方と注意点

まずは基本を知ろう！指輪サイズの一覧表

まずは基本の基本から。
指のサイズは、もちろん、人によってマチマチですから、指輪のサイズにも様々な種類があります。それらは、数字で◯◯号と表されます。

国際基準が定められていますが、日本では明治時代から続く慣習的な号数を使っています。
１号から始まり、30号ぐらいまであります。

指輪サイズは、内側のサイズで測ります。通常は内側の直径（指輪内径）と指まわりの長さの２つを併記されます。
日本の１号は内側の直径（指輪内径）が13mmを基本として、3分の1mm増えるごとに、号数が増えて行きます。
これを表にしたものが、こちらになります。

表中の直径が、指輪の内径で、円周とあるのが指まわりの長さになります。
いずれも、内側の数値であることにご注意ください。

なお、国際標準化機構（ISO）によって、国際的な基準が定められています。ISOの基準に合わせると、日本の1号はISOの41号となります。日本の号数に40を足した数字ですね。

また、独自の基準を使っている国もまだまだ多いようです。
海外で指輪を購入する時は、気をつけてくださいね。

では、指輪サイズの基本を押さえましたので、実際に測る方法をご紹介します。

指輪サイズの測り方：厚紙とペンがあればＯＫ

リングサイズゲージという専門的な道具もありますが、今回は初心者向けに、ご家庭でも用意できる道具で測ってみましょう。

準備する道具は、厚紙とペンだけでＯＫです。（あと、長さを測る定規も必要ですね･･･）
厚紙は、あまり厚くないものがオススメです。
その厚紙を細めに切って準備します。

後は簡単。この厚紙を指に巻くだけです。ちょうど良いところで、ペンで印をつければ完了です。
厚紙の印をつけた分を定規で測れば、指まわりの長さが出ます。
もちろん、この時のフィット感は、実際に指輪をつけた時のフィット感に近いものになります。

この長さを先ほどの指輪サイズの表と照らし合わせれば、指輪サイズの号数がわかります。

ちなみに、糸や針金を使うやり方もありますが、糸は伸縮性があるため、実際以上に大きいサイズになってしまいます。針金も、綺麗に伸ばして計測するのが難しく、正確性に欠けます。

なお、指輪サイズを計測する場合は、指の第２関節やつけ根など、指の中でも一番太いところで測りましょう。

指輪サイズを測る時の注意点

こうすると、指輪サイズを測るのは結構簡単に思われると思います。
実際、厚紙とペンがあれば簡単に計測できます。

ただ、指輪サイズをちゃんと測ったのに、実際に購入したら、フィット感が思っていたのと違う･･･ということが、結構あります。

それは測り方が悪かったのではなく、測るタイミングや指輪のデザインによるものです。
指輪サイズを測る時は、以下の点に注意すると良いでしょう。

「むくみ」で指輪サイズは変わる？

指の太さは常に一定という訳ではありません。
そう、時間帯によって「むくみ」が発生します。

１日の中でも、この「むくみ」によって、指の太さは変化。「むくみ」やすい人では、その差はなんと、0.5号〜1号ぐらいになるそうです。

一般的には、10時から16時の間に計測すると、平均的な指の太さになるとされます。この時間帯に測った値であれば、むくんでいる時でも、そうでない時でも、それほど違和感を感じないとされます。

もっと正確に指輪サイズを測りたい･･･という場合は、一番むくんでいる時間帯と、そうでない時間帯の２回計測することがオススメです。

季節でも変わる指輪サイズ

１日の中でも、指の太さは変化しますが、季節によっても変化します。
一般的に、夏は水分を多く摂取するため、他の季節に比べて、「むくみ」やすなるとされます。
逆に、冬場は指がかじかんで、細目になります。

冬の寒い時期に、ピッタリのサイズで指輪を購入すると、夏場にキツく感じることがあります。

冬場に指輪を購入する場合は、夏場の「むくみ」を考えて、少し大き目のサイズにするのがオススメです。

指輪の幅でも感じ方が異なる

同じ号数の指輪でも、つけた時にフィット感が異なる場合があります。
これは指輪のデザインによるもの。特に、指輪の幅は、フィット感に大きく影響します。

例えば、指輪の幅が細いデザインの場合、指に当たる面積が少ないため、ゆるく感じる方が多いようです。
ただし、細い指輪の場合、ピッタリのサイズだと、指に食い込んでいるように見えることもあります。より、キレイに見せたいのであれば、1号程度、大き目のサイズを選ばれると良いでしょう。

逆に、幅が広いデザインの指輪は、指にふれる面積も広く、圧迫を感じ、正確に測ったサイズでもキツく感じるケースがあります。
この場合は、大き目サイズの指輪を選ぶのがオススメです。

肩の力を抜いて計ろう

ここまで見たように、指輪のサイズは、指の「むくみ」や指輪の太さ・デザインでも感じ方が異なります。
また、季節や時間だけでなく、ちょっとした緊張状態にあるだけでも「むくみ」が生じることもあります。

指輪サイズを測る場合は、できるだけ肩の力を抜いて、リラックスした状態で計測しましょう。

正確に測るならリングサイズゲージを使う方法も

厚紙とペンでは不安が･･･という方は、リングサイズゲージ（リングゲージともいう）を使う方法がオススメです。

これはジュエリーショップになどで実際に使っている道具で、小さなものから大きなものまで1号刻みでリングの見本がつながっているものです。
実際に、指を通して、最適なリングサイズを計測していきます。
大抵は、1号から30号ぐらいまでがセットになっており、細いタイプや幅広のタイプなどがあります。

１つあると何かと便利です。PePeのオンラインショップでも買えますので、購入してしまうのも良いでしょう。
ただし、使い方には注意点があります。

◆リングゲージ

リングゲージ(指輪ゲージ)(全国標準規格/1号～30号)￥2,000+税
http://www.shop-pepe.jp/products/detail800061.html

リングサイズゲージの使い方

１）ちょっと大きめサイズから

リングサイズゲージを使う場合は、測りたい指よりも、ちょっと太めのサイズから試着するのがオススメです。
その後、１つずつ号数を小さなサイズに下げていき、ピッタリくるサイズを探します。

２）重さに注意

リングサイズゲージは、30個前後のリングがついていますので、相当な重量です。
そのまま測ると、重さで感覚が狂ってしまいます。
手のひらで支えたり、テーブルに置いて測るようにしましょう。

３）着け心地もチェック

サイズを単純に測るだけでなく、ぜひ、着け心地も確認してみてください。
リングサイズゲージをはめた状態で、手を握ったり、開いたり、いろいろと手を動かしてみてください。
違和感を感じる場合は、異なるサイズを同じように試すと良いでしょう。

４）抜く時もチェック

リングサイズゲージを指から抜く時も注意してください。
全く引っかかることなく、スルッと抜けた場合は、ちょっと緩い可能性があります。
もう１つ下のサイズも試着して、確認してみましょう。

 

まとめ｜一緒にお店に行っても良いかも

今回は指輪サイズの測り方を、初心者向けに解説しました。
測ることは簡単ですが、厄介なのは、指の太さが変化すること。そして、指輪のデザインによっても感じ方が変わることです。
指輪サイズに悩んでしまったら、アクセサリーショップで相談するのも良いでしょう。
また、彼女に指輪を送りたいけど、上手にサイズが測れない･･･そんな時は、いっそのこと、二人一緒にアクセサリーショップに行って相談してしまうのもオススメです。

今回のブログ記事が、大切な人への素敵なプレゼントのお役に立てば幸いです。

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